— 女の子とのQ&Aから
「 きれいごとの向こう側」を ー
私たちの思いだけを文字にすると、時にきれいごとに聞こえてしまうこともあるかもしれません。だからここでは「きれいごとの向こう側」と題して、時々女の子達から聞かれることや、私たちの間に起きるちょっとムズカシイやりとりについて、日頃直接は書かない思いを伝えてみますね。まだまだ考えていきたいことばかりなので、今後変わっていく可能性はあるけれど、今のムズカシイいろんなことについて考えていること
● きれいごとの向こう側-1
Q メールの返事をくれないのは、
見捨てたの?
返事が遅くなる時について
私たちは、7名のスタッフでメール相談、電話相談、面談、講演、事務作業などをやっているので返事が遅くなってしまう時があります。メールの設定によっては、こちらから返事をしても返ってきちゃう時もあるから、設定を確認してみてね。
あえて返信をしない時… 女の子からの「攻撃メール」と荒ぶる感情について
相談にのっていて、特にメールの場合、時々やりとりをしていてもなかなか会話にならなくて、「死ね」「殺したい」「返事くれないなら死ぬ」など、過激な言葉ばかり寄せられることがあります。私のことでしょ!と思ったあなた、ひとりだけの話じゃないんですよ^^ ずっとではないけど、ある瞬間、攻撃が私たちにむいて、送られてくるメールが激しい嵐のようになる場合があります。
そんな時、実は私たちは返事をしなくなることもあります。それは、過激な感情で振り回しあうことは、むしろお互いにとってマイナスだと感じているから。心からの声を返しても、より深く聞きたくて問いかけても、響きあわない時、すこし時間を起きたいと考えます。生身の人間として傷つく存在であることも、知ってもらいたいとも思っています。
そんな時、女の子側からしたら、「女の子達と寄り添うなんてきれいごとばかり言って、結局見捨てるの!? 」と、思っちゃう瞬間もあるかもしれない。でも、私たちを探し出して声を届けてくれたあなたが持つ「生きる力」を信じているから、その生きる力をそいでしまう「攻撃者」でい続けてほしくないと思っています。「相談者」「支援者」の片方が自分の思いだけを伝える一方通行の関係ではなく、一緒に時間を積み重ねる関係になりたいと思っています。
荒ぶる感情との向き合い方は、ひとりひとり異なります。荒ぶる感情の「攻撃」の部分ではなくて、その葛藤を聞かせてもらいたい。また、違う言葉でまた話をしようね。メールでは言葉にならない時は、会えるなら、会おうね。